過労死等防止対策推進シンポジウムの報告
write by きたあかり法律事務所
従前お伝えしていた、過労死等防止対策推進シンポジウムのご報告です。
11月24日午後、エルプラザホールで開催されました。
上野武治医師から「精神疾患」が「疾患」であることについて、
脳の糖代謝状況等の科学的見地からの画像を交えた報告
復職に向けてのスケジュールや利用できる制度などのご説明をいただきました。
また、笑福亭松枝師匠から「ケンちゃんの夢」と題して
過重労働によって父親を亡くした家族を題材とした落語の舞台がありました。
落語の中には、大谷翔平選手や清宮幸太郎選手の名前が出てきて
北海道民にとってはたいへんタイムリーな話題でもありました。
過重労働がなければ、このシンポジウムを開催する必要はないが、
残念ながら来年もシンポジウムを行わなければならないかもしれないこと、
来年も、事業者・労働者双方の協力のもと、豊かな社会実現をしていきたいことを
皆川洋美弁護士から閉会のあいさつとして述べさせていただきました。
なお、当日はあいにくのお天気でしたが、事前申込を大きく上回る170人以上の方にお越しいただきました。
来年に向けて、また動き出さなければなりません。