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2016年11月19日
write by 皆川 洋美
本日時点での申し込みは約100名となっています。
研修室のキャパシティは150名ですので,椅子には余裕があると思われます。
事前申込制とはなっておりますが,資料確保のためです。
厚生労働省の委託担当者からは,150部の資料をすでに準備しているとの回答を得ていますので,
ふと,「そういえば行ける」ということで来ていただいても問題ないと思います。
ぜひ,みなさまお誘いあわせの上お越しください(*´∀`*)
真面目なことを投稿するついでに,私の思うところをぽつぽつと。
過労死問題とくくってはいますが,これは基本的に労働者の人権問題そのものだと思っています。
過労死するまで働かせる,労働者を「人」として扱っていたら,
これはそもそも起きないんじゃないかと思わせるような事件があまりに多いです。
基本的に私が何か社会活動と呼ばれるものをやろうとするのは
「そんな社会でいいのかい?」
と思った時です。
「そんな社会を作っている構成員だと思われたくない時」
ともいえると思います。
過労死という問題を知ったとき,頭が混乱しました。
そんな事態をほうっておく会社が,社会があったのか,と。
正直言って,信じられないというほうが強かったかもしれません。
いずれにしても,私は過労死問題を知った時,もともと持っていた労働問題に対する素地と相まって,この問題に取り組みたいと思い,今の仕事をしています。
ヘイトスピーチ問題もそう。
あんなアホな活動を許す社会の当事者は自分。
司法修習生の給費制もそう。
司法にかかる人材育成に責任を持たない当事者は自分。
原発問題もそう。
区域外とか区域内とかそんなのはともかく,
原発のある社会,経済構造を許している当事者は自分。
あるいは,平和の問題。
今の平和を享受している当事者は自分。
沖縄に負担させて今の平穏を享受している当事者は自分。
体もひとつだし,全部に手を付けることはできないし,
ひとつひとつの問題について,
私に責任があるとか,決定権限があるとかないとか,
そういう話ではなくって,
自分がこの社会の構成員であるということを前提に,
そんな社会でいいの?という問いかけに対して,
「それってなんかやだな」
と思ったら,せめて意思表示だけはしておきたいです。
運営に回ることはしなくても,参加したり,Facebookで「いいね!」を押したり。
なので,「それでいいのか」という問いかけの市民集会をみると,前は
「なんだかいつも同じようなタイトルだな」
と思っていたのですけど,多分それが一番端的に,
何かやらないといけないという気持ちになる端緒を表しているんだなぁと思うようにもなりました。
というわけで過労死のある社会はちょっと嫌だな,と思うかたがた。
シンポジウム無料ですので,ぜひ,おこしくださいませ。
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