過労死防止北海道センター設立総会のご報告
write by きたあかり法律事務所
きたあかり法律事務所です
7月12日、過労死防止北海道センターの設立をいたしましたので、ご報告いたします。
従前より皆川洋美弁護士が取り組んできた過労死防止啓発シンポジウム・過労死防止啓発授業のほか、
北海道過労死問題研究会の解散を受けて、過労死110番などを、組織だって取り組みます。
あるいは、労働問題についてのロビイング活動、街頭宣伝行動、事例研究など、様々な分野・行動のホームとして、
あるいは、「ここにくれば過労死問題についてどこかにつながることができる」というハブのような存在として、
活動してまいりたいと考えております。
また、NHKでも報道をしていただきました。
NHKのサイトはこちら
道内での過労死や過労自殺を防ごうと遺族や弁護士などが相談や啓発にあたる民間団体を立ち上げました。
この団体は、道内での過労死や過労自殺の実態を知ってもらい防止につなげようと遺族や弁護士などが立ち上げたもので、12日に札幌市で関係者およそ40人が集まり最初の会合が開かれました。
この中で、発起人の1人の皆川洋美弁護士が「過労死が起きてしまったら万全の体制で問題を解決していきたい。もし過労状態の人がいるのであればその人が健康なうちに過重労働から助け出したい」と設立の意義について話しました。
北海道労働局によりますと、道内ではこの5年間に20人が過労死で労災認定を受けたということで、団体では今後、電話による相談窓口を開設するほか、過労死や過労自殺の実態を知ってもらうシンポジウムなどを開くことにしています。
団体の代表幹事を務める佐々木潤弁護士は、「過労死は職場での過重労働や人間関係が原因になっていることが多く、社会問題化しているので団体の活動を通じて問題解決に取り組んでいきたい」と話していました。
これからも過労死防止活動に事務所を挙げて取り組んでまいる所存です。
皆さまも、身近に過重労働の問題を抱えている方がおられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
弁護士だけではなく、労働組合、医師や学者などのほか、過労死家族の会ともきめ細やかなネットワークにより、
過重労働問題の解決へ向けてお手伝いをいたします。