紛争の当事者になってみて思うこと
write by 皆川 洋美
お久しぶりです。皆川です。
さて、先日、私事ですが、法的な紛争に巻き込まれてしまいました。
具体的に内容をお伝えするのは憚られますが、さすがの私もなかなか感情的に。
同じような紛争を、事件として受任したことがないわけではありませんでしたし、
(交通事故に遭ったとかではありません。体は健康にしています(笑))
むしろよくある類型なのかな、とも思うのですが、
改めて、紛争の当事者になってみると、とってもストレスフルだなと思いました。
(オットは、「意外と一番怒ってるのはアナタだね」と言い、
私があまりに怒っているので逆に怒るタイミングを逸したようです。)
弁護士が中に入ることによって、費用がかかることもありますし、
例えば「相手に謝ってほしい!」と思ったとしても、
「ごめんなさい」という音を口から出してもらうことはできても、
その内心を変えることができるかというと、そうではないこともあります。
それに、感情的になることによって、普通だったら言わないような暴言を言ってしまうということもよくあることだと思います。
また、「不当要求」とまではいかなくても、被害者の立場に立てば、どんなことでもしてほしいと思ってしまいます。
これらが、法的な場でどのように評価されるのかということも分からなくなってしまうのです。
しかし、間に人が入ることによって、不要に感情的になることも避けられますし、
冷静な目で紛争を見通すということもできます。
(私はさすがに代理人は入れませんでしたが、島田弁護士には愚痴がてら相談をしました…。相談料は初回無料のはず!)
そんな経験から、法律相談はまだまだハードルが高いようですが、どうか紛争を抱え込まないでほしいな、と改めて思った夏でした。