結婚の自由をすべての人に北海道訴訟 証人尋問
write by 皆川 洋美
8月5日、結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)の証人尋問が行われました。
これまでの期日では書面のやりとりが中心でしたが、原告5名と証人1名(原告のご家族)の尋問を行いました。
結婚への思いや困難の事実、そして、同性愛者が普通に、異性カップルと同じようにカップルとして生きているそのありのままを裁判官に対して伝えました。
期日後の報告集会での弁護団のメンバーです。
たくさんのメディアが報じてくれました。
松岡宗嗣さんの書いた記事です。
私は、原告Eさんの尋問の担当をしました。
報告集会などでEさんのお話を聞いたことのある方はお分かりと思いますが、これまでの悩み苦しみはたくさんあったはずなのに、ものすごく明るく楽しく「今」を話してくれる人です。
それは、Cさんとの生活が安定していることの裏返しなんだろうなと感じています。(勝手に)
(逆に、離婚問題で悩む人の情緒が安定しなくて当然だと思っています。)
Eさんの尋問の中で一番端的に社会の現状を伝えられるだろうQ&Aはこちらです。
Q 結婚をすることができたら何をしたいですか?
A 結婚式を挙げて、今までかけられることがなかった『おめでとう』という言葉をかけてほしいです。
恋人ができた、恋人と一緒に暮らすことになった、結婚することになった、という話に対して「おめでとう」という言葉が掛けられていないこの現状!
弁護士兼ウェディングプランナーになって、二人の結婚式のサポートがやりたいです…。
と、その前に、次は10月28日14時札幌地方裁判所805号法廷で、口頭弁論終結予定です。
傍聴をたくさん呼び掛けられる状況かわかりませんが、引き続きご支援をお願いいたします!