読書日記 2019年5月
write by 皆川 洋美
5月に読んだ本をご紹介。
5月には、旭川と、能登での5月集会と、福岡での給費制訴訟の福岡高裁期日に行ったので、移動時間の読書がはかどりました。
とはいえ、同じシリーズを読んでいただけともいう…
犯罪被害者支援委員会で、外部との意見交換会が行われた際に勧められて読むことにしました。
とはいえ、昨年買って積読になっていたものですが…
東京の警視庁、犯罪被害者支援課の警部補と、その元恋人の支援センター職員、支援課の職員たちが、様々な犯罪被害者の方の支援をすることを片輪としたミステリー小説です。
警察ものの小説は、飛んでる刑事シリーズ(ってご存知の方はどのくらいいるのでしょうか)を読み漁ったことがありますが、そのほかはあまり読んでいなかったかも。
爽香シリーズとか、三毛猫ホームズ、金田一耕助シリーズなんかはとても好きで、多分全部読んでいると思うのですが…
交通事故案件についてのものでした。
犯罪被害者支援委員会に所属し始めて日が浅いですが、心に傷を負った方のフォローについて、いろいろ考えさせられました。
自分にできること、できないこといろいろですが…。
上記の2作目です。
主人公の元恋人の心理が悲しいなぁと思いながら読みました。
そして、このシリーズ、もしかして事件解決後の終わり方がめちゃめちゃ短い…?
真犯人が見つかるところ+アルファで終わってしまうのは…
警察物の宿命かしら。
上記の3作目です。
心理学についての勉強ってちゃんとしたほうがいいんだろうなと改めて思いました。
カウンセリングまでやっていると私がやられてしまいそうなので、そこはプロにお任せするとしても、心理についてわかれば、依頼者さんを不必要に傷つけることもないのでは…と思いました。
そして、何をもって一件落着とするか、ということについても再度考えなければならないなと思うのでした。
女性弁護士の大先輩の著書です。
直接お会いしたことはないのですが、どこかで「よかった」というのを読んで、物は試しと読んでみました。
なるほど、こういうメンタリティで依頼者と接してみたらいいのかな…
あるいは、そういうのでなくても、自分がそういうメンタリティで生きられたらいいのかな…
そんな風に思う著作でした。
これ以外にもけっこう読めましたので、時間があれば追ってご紹介します。
ではまた。