破産申立・個人再生申立をご希望のお客様へ

きたあかり法律事務所です。

2019年10月1日からの消費税率が10%に引き上げられることに伴い、同日の官報掲載分から、次の改定後の官報公告料金が適用されることになりました。

1 破産事件            【現在の料金】  【改定後の料金】
 ⑴ 破産手続開始決定(同時廃止)  7,955円     8,102円
 ⑵ 免責許可決定          3,689円     3,757円

2 小規模個人再生事件
 ⑴ 再生手続開始決定        4,729円     4,816円
 ⑵ 書面決議に付する決定      4,038円     4,112円
 ⑶ 再生計画認可決定        4,729円     4,816円

3 給与所得者等再生事件
 ⑴ 再生手続き開始決定       4,729円     4,816円
 ⑵ 再生計画案についての意見聴取  4,729円     4,816円
 ⑶ 再生計画認可決定        4,038円     4,112円

そのため、札幌地裁(本庁及び支部)で破産(同時廃止)及び個人再生事件の申立時における予納金額(官報公告費用分)が増額となります。
具体的には以下の通りです。

1 2019年7月1日以降に受理する事件
 ⑴ 破産(同時廃止) 11,712円
 ⑵ 個人再生     13,744円
2 2019年8月1日以降に受理する事件
 ⑴ 破産(同時廃止) 11,859円
 ⑵ 個人再生     13,744円

依頼者の皆様におかれましては、生活保護受給中の方で、法テラスご利用の方以外には、弁護士費用のほかに、これらの金額をご負担いただくことになりますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。

JCPwithYOU HOKKAIDOでゲストとして話をしてまいりました。

皆川です。

先日、エルプラザで行われた、JCPwithYOU HOKKAIDOというイベントで、ゲストとして話をしてまいりました。

社会で行われたら犯罪なのに「セクハラ」として矮小化されることを問題提起したほか、
社会問題化している性交渉に同意を求める法改正についての私からのコメントをし、
自分の体のことについては自分で決める、という自己決定の観点から、以下の動画をご紹介などもしました。

こういったゲストとしての参加についても、お受けしております。

事務所を開設して2年が経ちました。

きたあかり法律事務所です。

さて、当事務所は2019年7月1日をもって、開所2周年を迎えることができました。
ひとえに皆様のお支えあってのことと心より感謝申し上げます。

事務所開設以来、過労死防止北海道センターの設立など、きたあかり法律事務所が一定の役割を果たせていたと自負しております。
弁護士島田度は、昨年の胆振東部地震以来、災害対策委員会委員としての対応をしたり、人権擁護委員会副委員長を拝命し、弁護士会に寄せられる人権救済申立に対応しております。
また、2019年度札幌弁護士会常議員を拝命し、弁護士会のさまざまな意思決定に参画しております。
弁護士皆川洋美は、犯罪被害者支援委員会に配属され、着々と被害者参加代理人としての経験を積んでおります。

また、司法修習生の給費制廃止を巡る訴訟も、控訴審が始まろうとしています。

今後、より一層の研鑚を重ね、質の高いリーガル・サービスの提供に努めて参ります。
また、弁護士両名において、過労死問題・ヘイトスピーチ問題などの社会問題に対しても積極的に取り組んでまいります。
これからも変わらぬお引き立てを賜りますよう心よりお願いし、2周年のお礼とご挨拶を申し上げる次第です。

*************************************************
弁護士 島 田   度
弁護士 皆 川 洋 美
〒060-0061
札幌市中央区南1条西9丁目1番地15 井門札幌S109ビル5階
きたあかり法律事務所
電話 011-215-1925 FAX 011-215-1926
MAIL info@kitaakari-law.com
過労死防止北海道センター
*************************************************

【採用募集は終了しました】事務職員採用試験に関して

きたあかり法律事務所です。

6月27日実施の事務職員採用試験の結果について、面接試験においでいただく方については、本日付けにて面接試験実施のご案内をお送りしております。
また、筆記試験の結果面接試験に至らない旨判断した方への、履歴書の返送は来週以降となる見込みです。
いずれも郵送にて送付しておりますので、ご確認いただけるようお願いいたします。

【筆記試験は終了しました】事務職員の新規採用のご案内

きたあかり法律事務所です。

今働いている事務職員の退職に伴い、新しい事務職員を募集することになりました。

法律知識や経験・学歴は問いません。
事務所のサイトを見ていただいている方には、どんな弁護士かはお分かりかと思いますが…
2名の弁護士と、現在は2名の事務職員で仕事をしています。
労働事件や家事事件など、いわゆる「マチベン」の仕事をしています。
ドラマの世界とは違って、事務職員が外で調査をするというようなことはありません。
実際の弁護士がどんな業務をしているのかを知ることができると思います。

少人数の事務所ですので、協調性を大切に仲良くやっていきましょう。
未経験者であっても歓迎します。(事務所の研修プログラムがあります。)

また、紙媒体での仕事・PCを使っての仕事が多いので、応募された方には全員試験を受けて頂きます。
募集要項は以下の通りです。

[勤務先]
札幌市中央区南1条西9丁目1-15 井門札幌S109ビル5階 きたあかり法律事務所内
[内容]
電話・来客対応、各種書類作成・整理、裁判所・官庁等への書類提出など。法的知識はなくてもOKです。
[資格]
未経験OK、Excel・Wordの基本操作出来る方
[時間]
9:00〜17:30(実働7.5h) ※残業月平均6時間程度
[休日]
土曜・日曜・祝日
[休暇]
夏季休暇、年末年始、リフレッシュ休暇(+有給休暇)
[給与]
月165,000円〜+諸手当 ※経験等考慮の上、決定
[待遇]
各社会保険完備、交通費月35,000円迄支給
昇給有、賞与年2回、家族手当、燃料手当、住宅手当、残業手当、
試用期間3カ月(同条件)
[応募]
写真付履歴書をご郵送下さい(6/26(水)必着)。
ジョブキタのWEB応募フォームからも応募可能です。(その際は、試験日に履歴書をご持参下さい。)
下記フォームから応募していただいても構いません。
応募された方は全員試験を受けていただきますので、直接会場へお越し下さい。
[選考]
◇試験:6/27(木)18:30〜
札幌市教育文化会館 403号(中央区北1条西13丁目)
◇面接:7/6(土)
◇入社日:7月中旬予定
※日程が合わない方は応相談
(直接お問い合わせ下さい)

応募フォーム(Googleformsに飛びます)

アイエムアイ なるなる面会交流通信1

こんにちは。皆川です。

アイエムアイという保育所などの事業をしている一般社団法人の顧問をさせていただいています。
アイエムアイさんは、イベント保育などがメインの事業なのですが、面会交流の立ち会いなどの事業もしています。

面会交流とは、夫婦関係がうまくいかなくなったカップルのうち、お子さんを監護していない側が、その間のお子さんとの時間を過ごすことをいいます。
夫婦関係としてはうまくいっていないことが前提(そうでなければ一緒に育てているわけですから当然ですよね)なので、面会交流の実施にもかなり抵抗を示される方がいらっしゃいます。
その抵抗は正当なものであることも多いのですが、単なる懸念に過ぎないことや、向こうが子供をいじめるということではないのは分かっているけれど、自分が向こうに会うのが嫌なのだ…という人もいます。
そんな時に利用するのが、面会交流を援助する第三者機関です。

札幌には親子面会交流の会(通称あやの会)というものもありますが、1つしかないので、あやの会でうまくいかなくなった場合にどうしたらいいのか?という問題や、あやの会でフォローできないケースをどうするか?ということで、悩ましく思っていました。
そこで、従前からお付き合いのあったアイエムアイさんに、面会交流事業について考えてみてはどうか?と提案したことが始まりでした。
現在、アイエムアイさんは、全道・全国で面会交流の実施のお手伝いをしておられます。

そんなふうに、事業を生み出すところからのお付き合いであったアイエムアイさんですが、今、面会交流事業を利用されている方に、「なるなる面会交流通信」というレターを出されています。
そこに昨年6月から、私からのコラムの寄稿もさせていただいています。

最初に寄稿したコラムから順繰りにを載せてみます。
面会交流案件について、依頼される際、私がこういう気持ちで依頼を遂行してるのだ、ということを感じてもらえればと思います。

こんにちは。弁護士の皆川洋美といいます。
今月から隔月で投稿をさせていただくことになりました。
日々、面会交流について一生懸命考えておられる親御さんの様子を目の当たりにしていることから、少しでも役に立つ情報を提供できればと思います。
弁護士が面会交流に関係するのは、面会交流のルールについて家庭裁判所での問題になっている場合が殆どです。
これらの場合、離婚するという大きな決断をするほどに、信頼関係が崩れてしまっているため、ルールを決めるにあたっても「どうせ守らなくなる」と、相手を信用できないのでしょう。
なかなか相手の提示したルール、「相手が説明するお子さんの気持ち」に納得することができないという方も多いです。
そのため、家庭裁判所では、面会交流の「試行」を行うことがあります。裁判所にある試行のための部屋で、家庭裁判所の調査官という子供の心理のプロが立ち会って面会交流を実施し、その時の様子を検討して、面会交流の方針やルールについて検討していくために利用されます。
これは家庭裁判所での方針を決めるために必要な限りで使用されるものですから、1回きりのことも多く、お子さんに頻繁に会いたいという非監護親の目から見れば、面会交流の代替というわけにはいきません。
一方で、監護親としても、まだ信頼関係を築けないうちに、裁判所外での面会交流には抵抗がある…ということも少なくないでしょう。
面会交流の第三者機関の利用はもっともっと活用されてもいいと思っていますし、徐々に信頼関係を構築していくことのお手伝いをすることができるのは、弁護士冥利に尽きるなとも思っています。
次回は、試行面会交流について、もう少し詳しくお話ししようと思います。

ではではまた。

過労死・パワハラ・働き方改革110番を実施します

きたあかり法律事務所では、過労死防止北海道センターの事務局を担っています。

下記の要領で過労死110番を実施します。
周りに労働問題でお悩みの方はいませんか?
ご紹介いただき、お電話ください。
電話料金も無料です。

実施日 6月15日(土)10時~15時
番号 0120-015-200

とげが刺さったという報告

皆川です。

先日、親指の爪の外側(人差し指じゃない側)にとげが刺さりまして。
とげではなくて、ささくれかなと思っていたのですが、どうもそうではないようで…
でも、とげごと、なんというか、体内に取り込まれて?いたようで、
「あ、これとげじゃん」
と気づいた時にはもう傷口がふさがっている状況だったのです。
でも、とげなので、なんか痛くて。
なので、仕方がないので、まぁ、鋭利な刃物的なものを利用して皮膚を切ってとげを取り出したのでした。
がしかし、そのとげの後が膿みまして…
何が言いたいかって、「痛い」ということでした。
みなさん、ささくれなのかとげなのか、その判別はご慎重に…

読書日記 2019年5月

5月に読んだ本をご紹介。
5月には、旭川と、能登での5月集会と、福岡での給費制訴訟の福岡高裁期日に行ったので、移動時間の読書がはかどりました。
とはいえ、同じシリーズを読んでいただけともいう…

壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課  講談社文庫 堂場瞬一

犯罪被害者支援委員会で、外部との意見交換会が行われた際に勧められて読むことにしました。
とはいえ、昨年買って積読になっていたものですが…
東京の警視庁、犯罪被害者支援課の警部補と、その元恋人の支援センター職員、支援課の職員たちが、様々な犯罪被害者の方の支援をすることを片輪としたミステリー小説です。
警察ものの小説は、飛んでる刑事シリーズ(ってご存知の方はどのくらいいるのでしょうか)を読み漁ったことがありますが、そのほかはあまり読んでいなかったかも。
爽香シリーズとか、三毛猫ホームズ、金田一耕助シリーズなんかはとても好きで、多分全部読んでいると思うのですが…
交通事故案件についてのものでした。
犯罪被害者支援委員会に所属し始めて日が浅いですが、心に傷を負った方のフォローについて、いろいろ考えさせられました。
自分にできること、できないこといろいろですが…。

邪心 警視庁犯罪被害者支援課2  講談社文庫 堂場瞬一

上記の2作目です。
主人公の元恋人の心理が悲しいなぁと思いながら読みました。
そして、このシリーズ、もしかして事件解決後の終わり方がめちゃめちゃ短い…?
真犯人が見つかるところ+アルファで終わってしまうのは…
警察物の宿命かしら。

二度泣いた少女 警視庁犯罪被害者支援課3 講談社文庫 堂場瞬一

上記の3作目です。
心理学についての勉強ってちゃんとしたほうがいいんだろうなと改めて思いました。
カウンセリングまでやっていると私がやられてしまいそうなので、そこはプロにお任せするとしても、心理についてわかれば、依頼者さんを不必要に傷つけることもないのでは…と思いました。
そして、何をもって一件落着とするか、ということについても再度考えなければならないなと思うのでした。

ほどよく距離を置きなさい 湯川久子 サンマーク出版

女性弁護士の大先輩の著書です。
直接お会いしたことはないのですが、どこかで「よかった」というのを読んで、物は試しと読んでみました。
なるほど、こういうメンタリティで依頼者と接してみたらいいのかな…
あるいは、そういうのでなくても、自分がそういうメンタリティで生きられたらいいのかな…
そんな風に思う著作でした。

これ以外にもけっこう読めましたので、時間があれば追ってご紹介します。
ではまた。