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2015年8月12日

ブログ

学ぶ

事務所はお休みをいただいておりますが,事前にご連絡いただいた方の相談や,
裁判所の期日,法律相談センターの担当日などもあるため,
毎日事務所に出所することになりました。あれー(笑)。

今日は,夕方に2つ期日がありますが,あとはマイナンバー法学習会の準備をば。

書籍を読んで学ぶことと,人から口頭で教えて貰うこと,
これまで,そこそこ両方をうまく使い分けてきたと思っています。

まず,書籍を読んで学ぶこと。
これは,本当に何かを会得したいと思った時には,一定やらなければならないと思います。
もちろん,この「書籍」の量や質も問題になりますが,
誰かに説明したいと思ったら,口頭で概略を人から教えて貰っただけのことでは対応できません。
司法試験をはじめとする,いわゆる「試験勉強」は,「試験」があります。
試験は「分かっているということ」を教える作業なので,こちらの方法を採る必要があります。

とはいえ,自分の得意ではない分野や,「とっつきにくい」と思っている分野については,
最初は「人から教えて貰う」という方法を採っています。
教えてくれる人は,たくさんの書籍や経験を持っているから,
説明の方法も相俟って,いろんな意味でわかりやすい。
ざっと教えて貰うことで,概要を知ることができますから,その上で書籍なり何なりにあたると,
ベースがあるので,その後の全然理解度が違います。
むしろ,その方が理解も見切りも早くすむ。

もちろん,このことの大前提は,何もかもを教えてくれる先生が
いつでも自分が学びたいときに来てくれるわけではない,ということがあります。

書籍じたい,誰かが書いたものですから,その著者から直接教えて貰えるのなら
誤読もないし,随時質問も出来るし,書籍に書いていない具体例や最新の話も聞けるのだから
わかりやすいし理解度も高い(教え方の壊滅的に下手な人もいるでしょうけど)はずです。

書籍じたい,簡単な言葉で,書き言葉よりは話し言葉で書いてあるもの,
具体例が書いてあったり,図解してあったりするものは,
わかりやすい,読みやすいと思うのではないでしょうか。
こういう「わかりやすい書籍」というのは,人から教えて貰うのに近いので,
「わかりやすい」んでしょうね。

なので,「すむ」どころか,本当は,きちんと学びたいことこそ
人に教えてもらった方が良いとは思います。

でも,著者に直接話を聞けない,教えて貰えないことが殆どです。

教えて貰うのには時間が合わない。
話をしてもらうには超お高い。
教える側の時間が限られている。
そもそも故人。

いろんな事情によって。
なので,直接聞けない時の代替物が書籍なんだろうと思います。

とはいえ,書籍でも何でも,何かを学ぶというのは本当に楽しい作業です。

先日,従妹(19歳!)と話をする機会がありました。
自分が大学生の時に,大人から言われたこととほぼ同じことを言っていた自分に驚き。

「もっと勉強しておけばよかった。」
「もっといろいろなことをしておけばよかった。」

「うるさい大人の言うこと」
というのも,
ある種「人から教えて貰う」なのだなぁと,しみじみ思ったのでした。

ではまたー。

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