コラム
皆川洋美です。 なるなる面会交流通信への寄稿紹介、リアルタイムに追いついたほうがいいかなーと思い、急いで更新しています(笑)。
こちらは2019年3月号に寄稿したものになります。
春はまだまだ遠く感じられますが、進学・入学まであと1ヶ月少し。 そんな今回は、お子さまの新たなステップにあたり、非監護親としても、どのような関与をしていくかということについてのアイディアをお話したいと思います。 まず、直接会って時間を過ごすこともそうですが、学校などの行事に行ってお子さまの様子を見る、というのもひとつの面会交流の方法です。入学式、運動会、学習発表会、たくさんの行事がありますね。お子さまの学校などでの頑張りの様子を見て、その次に直接お会いする機会の話題作りにもなりますし、お子さまからしても「両親が見てくれていた」ということで嬉しく思われるのではないでしょうか。 また、非監護親から、進学・入学後必要となるものをお祝いとして贈ったり、一緒にお買い物に行ったりすることも、ひとつの在り方なのではないかと思います。 進学・入学にあたり、監護親において少なくない費用負担をされていることもままあることですし、その負担を軽くするという意味でも、また、学校や幼稚園などで日常的に使うものであれば、直接的ではないにせよ日常的なかかわりをもつことになるという意味でも、選択肢としてあってもいいのではないでしょうか。 いずれにしても、監護親との事前の打ち合わせは必須です。 どの位置から見るか、あるいは何はもうすでに準備してあるか、など夫婦としての信頼関係は壊れてしまったかもしれないけれど、子供を一緒に育てる仲間としての信頼関係を築いていくことが何よりも大切です。 次回は、長期休みの面会交流のことについて、お話をさせていただこうと思っています。
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