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2019年4月5日

ブログ

読書日記 2019年3月

事務所のアカウント更新はあるけど個人の更新がないのではないか、という指摘を受けました皆川です。
好きにブログを書いていたときには、まぁ好きに書いていましたが、島田にも見られるし事務所のお客様にも見られるし
(それは今までもそうだったという説が有力)
ちょっと緊張して?まじめなことばかり書かなければならないと思って筆が遠のいていました。

とりあえず、3月に読んだ本をいくつかご紹介。

きのう何食べた?15巻 よしながふみ 講談社

今週末からドラマ化されるのが今から大変楽しみです。
キャスティングについては、ジルベールに納得!
デスノートの時の松山ケンイチを思い出しました。
演技がどうのではなくて、「この人だぁぁぁぁ!」みたいな…
15巻は、シロさんが弁護士っぽいところを見せたなぁという感じもしました。
前に日弁連の会長選挙の事とかも描いてましたよね…
いったいよしながふみさんというのは何をどうやって調べているんだろう、と思います(笑)。
あとは、ご実家の片づけ問題についても触れられておりましたが…
どこのご家庭も悩ましいんだな、とか。
悟朗くんの誤解もかわいいな、とか。
そんな感じの15巻でした。

ケースワークの原則〔新訳改訂版〕 FPバイステック著 尾崎新・福田俊子・原田和幸訳 誠信書房

Twitterで目にして、興味を持って買ってみました。
仕事のうち、離婚とか労働とか債務整理とか、とかく生活の立て直し、これからどうやって生きていくか?ということが問題になる案件が多いので、なるほどこういう寄り添い方もあるか、こういう対応もあるか、と「原則」とは書いてあるけれども、新しい視点を得ることができた気がします。

若者が働くとき 「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず 熊沢誠著 ミネルヴァ書房

先日、過労死防止北海道センターで、ワークルール教育についての検討会を行った時に、北海学園大学の川村雅則先生から勧められて読みました。
「使い捨てられ」という過労死と、「燃えつき」というブラック企業問題、いずれにも対応している身としてはなかなかどうして。
「フリーター漂流」の見方も、なるほど、学者と単なる弁護士とではこうも見方が違うのか、と思うなど。

私家版差別語辞典 上原善広著 新潮選書

反差別活動をしているけれども、そこで知り合った人たちが本当に社会問題について造詣が深いというか…
自分の知らない用語や、カルチャーについての知識が深くて、一方の自分の浅さになんだかなと思って、まとめられているものはないのか、と思って読み始めました。
私家版、というくらいなので、上原さん個人の見解もたくさん含まれているようですが、いずれにしても語彙が増えた気がします。
自分で使う語彙かとか、社会学の用語として正しい理解なのかはともかく、こういう文脈があるのか、などなど。
自分が知らないところで差別言動をしてしまうのではないか、という懸念もあって読み始めたという側面もありますが、むしろ隠語として使われているものについては分からないようにしているから隠語なのだ、という今更?な指摘を受けて、気を付けつつも神経質にはならなくていいのかな、と思うようにはなりました。

本をきちんと読みたいなぁと思って、1週間に1冊くらいずつは「本」を。
随時「雑誌」も(家庭の法と裁判とか)読む、というのを今年度の目標にしたいと思います。

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