先だって,アンケート調査報告書の記事をアップしました。
この原告団・弁護団のあゆみについてのパンフレットもできあがりましたので,
それについてもアップしたいと思います。
「子供が健やかに成長するように」
我が子の健康を願って受けさせた集団予防接種で,
一本の注射器が使いまわされていました。
これにより,多くの子どもたちがB型肝炎ウィルスに感染しました。
国は,この問題について正式に謝罪し,平成23年6月28日,
私たち原告団・弁護団との間で,被害者を救済する基準などを定めた
「基本合意書」
を締結しました。
この基本合意に基づき,被害者を救済する特別措置法も成立しています。
私たちは,被害者の個別救済とともに,
全てのウイルス性肝炎患者が暮らしやすい社会の実現を目指して,
活動しています。
この活動の成果として,これまでに実現した施策の代表的なものは以下の通りです。
核酸アナログ製剤の助成申請手続きの簡素化
障害年金の認定基準の明確化
身体障害者手帳の認定基準の緩和
初回精密検査・定期検査への助成開始…
多くの成果を上げていますが,これは原告団あってこそ。
多くの法律事務所がB型肝炎訴訟の取扱いをしていますが,
全国B型肝炎訴訟弁護団に連なる原告団だけが,このような活動をしています。
これから提訴をお考えの方は,ぜひ,全国B型肝炎訴訟弁護団に連なる弁護団へご連絡ください。